Sony が反射型液晶パネル SXRD を使った VPL-VW100 と、3 板式透過型液晶プロジェクタ VPL-HS60 を発表している。[Sony Drive]
VPL-VW100 は QUALIA 004 の廉価版とも言え、 QUALIA 004 の 252 万円に対し VPL-VW100 は 136 万 5000 円 と半額程度。スペック的には非常に近いものになっていますが、重量が 40kg → 19kg と半分以下になっていることを考えると、プリズムやレンズなどの光学系がかなり簡素化されているのではないかと。それでもコンシューマ向けでは最高峰レベル。
VPL-HS60 は VPL-HS50 の後継機。マイナーチェンジといった感じですが、液晶パネル自体が変更されており、コントラスト比が 6000:1 → 10000:1 まで高められています。液プロとは言っても、国内の機種としては唯一、Epson 製のパネルでなく独自開発のパネルを用いていることでも有名。プレスリリースに登場する「ハイコントラストプレート」というのは、今年 2 月に発表された技術かと思いましたが、残念ながら違うようです。
今のところ、VLP-HS60 が次機最有力候補かなー。
ベルリンで行われている IFA (Internationale Funkausstellung) 2005 で、720p 透過型液晶プロジェクタの新機種が発表されている。[AV Watch]
まずエプソンからは、私が使っている EMP-TW500 の後継機が二分化され、上位機の EMP-TW600 と下位機の EMP-TW520 が発表されました。EMP-TW600 は 1280x768 の D5 パネルを採用。 EMP-TW520 は 1280x720 の D4 パネルのままですが、パネル以外は EMP-TW600 と同じ仕様。
松下からは TH-AE700 (日本) の後継機にあたる PT-AE900E 、日立からは PJ-TX100J (日本) の後継機となる PJ-TX200 がそれぞれ発表されている。
すべての機種でレンズシフト、 HDMI 端子、ダイナミックアイリスを搭載。まだ詳細な情報がありませんが、一応、主なスペックは以下の通り。
| EMP-TW600 | EMP-TW520 | PT-AE900E | PJ-TX200 | |
|---|---|---|---|---|
| 液晶パネル | D5 1280x768 | D4 1280x720 | 1280x720 | 1280x720 |
| 最大コントラスト比 | 5000:1 | 4000:1 | 5000:1 | 5000:1 |
| 最大輝度 | 1600lm | 1400lm | 1100lm | 不明 |
| 定価 | 不明 | 不明 | €1,999 | €2,000 |
解像度が 1280x720 という点を見ると、EMP-TW600 以外は D4 パネルなのかと思ってしまいますが、コントラスト比が 5000:1 という点を見るとおそらく EMP-TW520 以外は D5 パネルではないでしょうか。詳細が非常に楽しみ。あと、 IFA に参加していないため発表されていない三洋の新型ですが、三洋は毎年、ひと味違う製品を投入してくるのでこちらも楽しみ。数年前から比べると液晶プロジェクタも格段に品質が上がっているので、DLP ばかりでなく液プロも非常に気になるところ。
三菱電機が DLP プロジェクタ LVP-HC3000 と、 LVP-HC900 の後継機となる LVP-HC910 を発表している。[AV Watch]
LVP シリーズのスペックは以下の通り。LVP-HC ってのは High Contrast の略ですかね。最近は特に新しい機能も無くて、画質の追い込みとコストダウンが主体ですから、スペック的な進化はあまり目立ちませんが、価格帯の格差が小さくなっています。やはり買うなら最新機。ちなみにコントラスト比マジックといいますか、コントラスト比というスペックは単なるまやかしで、意味がありません。スペックリストに載っているのはあくまで最低輝度 (ランプが一番暗いモードでアイリスを全部閉じている状態) の時のコントラスト比ですので。
なお、新製品の LVP-HC3000 のパネルはサイズが正確に 16:9 でなく 1280x768 といわゆる WXGA サイズとなっていますが、不要な部分をシャッターでカットする機能があるそうなので、ソースが 16:9 の場合は 1280x720 で固定してしまえばいいかと。逆に PC モニタとして使用したい場合、最近のビデオカードは WXGA に対応しているので簡単にドットバイドットで表示できますが、普通はそんな微妙な比率のスクリーンが無いので、結局は PowerStrip (Win) とか DisplayConfigX (MacOS X) のお世話になるしか無いような気も。
私の今の部屋だと、縦方向のレンズシフトが無いのが残念。レンズシフトさえあれば LVP-HC3000 は有力候補だったのに。
それにしても、1 年前に私が Epson EMP-TW500 を買った頃は DLP の 720p パネルは 50 万円超級だったのに、1 年でこんなに安くなるとは。そろそろ新製品ラッシュの季節です。どんな製品が出てくるのか楽しみ。
| LVP-D2010 | LVP-HC3000 | LVP-HC910 | LVP-HC900 | LVP-HC100J | |
|---|---|---|---|---|---|
| 発売時期 | 2003.11.20 | 2005.11 上旬 | 2005.9.10 | 2004.10.25 | 2005.2.25 |
| DMD | 1280×720/0.81型 | 1280x768/0.65型 | 1024x576/0.65型 | 1024x576/0.65型 | 854x480/0.55型 |
| 最大コントラスト比 | 3600:1 | 4000:1 | 4000:1 | 4000:1 | 2000:1 |
| 電動アイリス | × | ○ | ○ | ○ | × |
| 最大輝度 | 1400lm | 900lm | 1000lm | 1400lm | 1300lm |
| カラーホイール | 8 セグメント | 6 セグメント | 7 セグメント | 7 セグメント | 4 セグメント |
| レンズシフト | ○ | × | × | × | × |
| 騒音 | 不明/23dB | 31dB/26dB | 31dB/26dB | 36dB/30dB | 不明 |
| デジタル端子 | HDCP 対応 DVI-D | HDMI | HDCP 対応 DVI-D | HDCP 対応 DVI-D | HDCP 対応 DVI-D |
| 3次元Y/C分離回路 | × | ○ | ○ | × | ○ |
| 定価 | ¥942,900 | ¥399,000 | ¥280,000 | ¥367,500 | ¥260,400 |
| 実売価格 | 約 50 万円 | ? | ? | 約 20 万円 | 約 14 万円 |
ここらで、プロジェクタの話題でも。今使っているのは液晶プロジェクタのEpson EMP-TW500 ですが、初めて購入したプロジェクタは単板式 DLP のシャープ XV-Z90 。いろいろ不満があって買い換えたわけですが、DLP に未練が無いわけではなく、やはり次は DLP かな、と。今の EMP-TW500 にはほとんど不満がないので、次ってのがいつかは分かりませんが。
そんな中、東芝が 5 月に発売して、気になっていた DLP プロジェクタ TDP-MT700J のレビューが ITmedia に載ってました。先に発売になった BenQ PE7700 の OEM ですが、ファームウェアは東芝製とのことで、細かい部分で仕様が異なるようです。
DLP の心臓部である DMD は TI の独占市場のため価格が下がりにくく、上を見ればキリがないので、やはりこの 30 万円弱という微妙な価格帯は狙い目かも。